柴田 恭兵(仙道 晴見)

これまで事務畑を渡り歩いてきたが、副署長・木崎の強い要請で、本庁警務部厚生課から鳥居坂署の捜査班長として赴任してきた。捜査現場は初めてで「53歳の新人刑事!?」ということになる。3ヶ月間という期間限定の班長を勤め上げたら木崎の顔も立てられ、元の部署に戻ると決意しているのだが、彼の過去には・・・
『空を愛する男』でもあり、空や天体に関する彼独自の表現は、事件解決や捜査の段階でいろんな言葉を生みだす。
誰にも知られていない日課として、入院中で昏睡状態の妻・晶を毎日見舞い、天気や天体の話に織り交ぜながら仕事の話を語りかける。





寺尾 聡(鵜飼 遊祐)

浅草にある老舗の仏壇屋の末っ子。青春時代は女と酒に溺れドロップアウト三昧の末、警察官になった。ベテラン刑事だが一匹狼の性格のため「長」の付く役職とは無縁。鳥居坂署には13年前から勤めており、自他ともに認める「鳥居坂署のヌシ」。
サングラスとタバコがトレードマークで、およそ刑事とは思えない気分屋の性格で捜査現場や署から姿を消し「裏カジノ」に入り浸ったり、昼寝をしていたりする。顔が広くそのスジとの情報パイプも太い。一方で、犯人逮捕を後輩に譲ってしまうなど、懐の広さを見せることもある。
プライベートは語らず秘密が多い。家族はいないらしいが、韓国人留学生であるヨジンのことが気になるらしく、つきまとっている・・・





大塚 寧々(姫野 百合子)

通称「ヒメ」。外見はおっとりしているが、気が強い。鳥居坂署には2年前から勤務していて、3班の中では唯一の女性。
4年前に離婚し、現在は7歳になる一人息子・海斗を女手ひとつで育てているシングルマザー。息子のことを溺愛していて、海斗のためならなんでもしてしまう母親でもある。息子のためにそして自分のためにも新しい父親探しを虎視眈々と狙っている。





石原 良純(田所 守)

若干40代にして課長のポストについた「ノンキャリアの星」。さらに出世して“警視”になることを目論んでいる。性格は明るく楽天的な性格の持ち主でもあり、営業回りのサラリーマンのように物腰もソフトだが、口うるさすぎるときも多々あり。
部下から「ボス!」と呼ばれてみたいという儚い夢を抱いている。





ガッツ石松(木崎 英二)

仙道を鳥居坂署に呼び寄せた張本人。仙道が最も尊敬する先輩でもあり、仲人でもある。署内では仙道の過去を知る唯一の人物。
叩き上げのノンキャリアで副署長にまで登りつめ、実質的には鳥居坂署を取り仕切っている。ユーモラスな人柄のため幅広く慕われている。
鵜飼には何かしら弱みを握られていて、頭が上がらない。





貫地谷 しほり(南原 亜紀)

鳥居坂署には3人しかいない鑑識係の1人。
快活な女の子で鳥居坂署のアイドル的存在でいながら、捜査現場では例え凄惨な殺害現場であろうと動じず、テキパキと仕事をこなす優秀な鑑識係員。
いずれは刑事になるのが夢で鵜飼や百合子のことを「師匠」として尊敬している。





池田 努(五井 康夫)

鳥居坂署の地域課に所属しており、現在派出所に勤務している。六本木・麻布十番界隈を自転車で警らしていることが多く、付近の住民にも顔なじみで、鳥居坂署にも顔を出すことが多い。
“鳥居坂署のヌシ”である鵜飼を慕っている。





徳井 優(和久井 敏男)

自称「麻布の自由人」で、麻布十番近辺の公園に“住む”ホームレス。以前は実直な生活をしていて妻と娘が一人いたが家族に捨てられた。
鳥居坂署に官弁をせびりに来ることもある。“鳥居坂署のヌシ”である鵜飼には世話になっていて、「旦那」と呼んでいる。
近辺で起こる事件を目撃していたり、何かしらの情報を掴んでいることも多い。





中山 恵(ケイ・ヨジン)

韓国から来た留学生。大学では経営学を専攻しているが、体を動かすのが好きなのでスポーツクラブでインストラクターのアルバイトをしている。ダイエットのための食生活の指導も得意。

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