main

□保健室で休みましょう
1ページ/3ページ

昼休み、いつものようにツナ達との昼食が済み、屋上の隅でタバコを吸う獄寺。ツナ達には先に戻っておくようにと伝えた。

「・・・かったりィ」
タバコの煙を吐き出しながら、ため息をつくように呟やく。
この学校の授業はつまらないし、女共はギャーギャーと煩い。
それに、片思い中の山本には、いつも素直になれず突っ掛かってばかりで進展がない。
どうしたもんかと、獄寺は悩みに悩んでいた。
(人に相談でもしたら、引かれるんだろうな。男が男を好きになるなんて)
第一、獄寺には相談相手などいない。獄寺は人と深い関係を築くことなく生きてきたから。信じる人はこれまでもこれからもただ一人、ツナだけ。山本は最初は本当にウザいだけだったが、いつの間にか一緒にいる時間が嬉しく思うようになっていた。
(十代目に相談なんて恐れ多い・・・。それに、右腕の俺が男に恋してるなんて、死んでも言えねぇ・・・)
「はぁ・・・」
獄寺はまた大きなため息をついて、教室へと歩きだした時ちょうど昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴った。

(サボろう)
獄寺はタバコの吸い殻を階段の側にあるごみ箱に捨て、「エロおやじ、いねーと良いな」と思いつつ、保健室に足を運んだ。


ガガンッ
「んあ?いねーのか?」
保健室のドアに手をかけ、開こうとするが開かない。
面倒臭さそうにアクセサリーが沢山ついた手でドアを叩いた。

コンコンコン
「可愛こちゅわ〜ん!」
中から期待に喜ぶ中年の男の声がした。
ガチャっ
「・・・なんだ、隼人かよ」
「誰だと思ったんだよ、シャマル。てか、鍵あけとけよな」シャマルと呼ばれた男は獄寺の顔を見た途端、みるからにテンションが下がった。
「俺は女しか見ねーんだ、男はさっさと帰んな」
シャマルはしっしと獄寺を追い払うそぶりをする。
「じゃあ何でこんなとこで保健医やってんだよ。」
「可愛い子ちゃんと戯れる為に決まってんだろ〜」
「・・・・。この時間、サボるから。」
獄寺は呆れながら靴を脱ぎ、シャマルを押し退けながらそそくさとベッドへと歩く。

「だから、男は見ねーっつてんだろ!」
「良いだろ、別に。どこも悪くなんかねーし、見てもらうとこなんかねーよ。」
「・・はぁ、お前が女なら見てやるのにな。」
「俺は男だ!もう、寝る!」
そう言い放つと布団に潜り込んだ。保健室のベットというのはこうも冷たいのか・・・。少し居心地が悪い気はするが仕方ない。教室に戻るよりはマシだ。
「お前、女なら美人なのにな」
シャマルは苦笑いすると、思い出した様に言った。
「お、そうだ。忘れてたぜ」
シャマルは部屋の奥にある戸棚から何やら怪しげな液体が入った注射器を取り出した。シャマルが歩く度、紫色をした液体が揺らぐ。「言うこと聞かねー奴は仕置きが必要だな」
ニヤリと口角を上げ、だんだんと獄寺へと近づく。その重たい空気に気づき、獄寺は無意識に肩をすくめた。
--シャっ
カーテンを開き横たわった獄寺に掛けられた布団を剥ぎ取る。
「な、何すんだよ!」
「言ったろ?男は見ねーって。だから、女にしてやるよ。せいぜい俺を楽しませてくれよ?」
そう言うと注射器を獄寺にちらつかせる。
「何だよ、ソレっ!」
「さぁな。」
シャマルは獄寺の首筋に針を刺した。
ーーーーーーーーーーーーーー
「・・・・・」
ツナは退屈していた。数学なんて解らない。今は√の解き方を教わったばかりで、問題を解くだけの授業。解き方がわからないのに、こんな問題出来る訳がない。
ツナは思い切って席を立った。
「どうした?沢田。」
皆に背を向けていた先生が椅子が床と擦れる音に気づき、ツナに目をやった。
「か、体がだるいので、保健室に行ってもいいですか?」
周りの生徒もツナに注目する。「まーた、サボりかよ」と言う声が聞こえて恥ずかしくなった。
「あぁ、顔が真っ赤だな。熱でもあるのか?行ってこい」
「は、い」
皆が注目する中、なるべく顔を上げないように教室を出て行った。「・・・・はぁ〜ほんとだるい」
保健室に足を運びながら、呟くようにツナは囁いた。

ーーーーーーーーーーーーーー
「ぁ、あぁ・・・」
保健室から潤めいた声が聞こえる。
「はッ!お前もそんな声が出るようになったのか。成長したな」
ニヤニヤしながら、幼かった獄寺を思い出す。
「っせぇ・・・・」
「おいおい、年上にその態度はねーぜ?」
そう言うとシャマルは獄寺のはだけた胸に手を添え、揉みしだいた。
「ん、あぁあん」
チュパっと水音が保健室響くと同じに胸の飾りが硬くなるのがわかった。
「隼人、上だけで感じんのか?とんだ淫乱だな。もしや、ボンゴレぼーずに調教されてんじゃねーだろうな?」
「じゅっ・・・だいめは違ぇ・・・!」
「ん?なら山本武か。そーかそーか」
「ちっげぇ・・・あぁ?!んあああ!」
一層喘ぎが大きくなるとシャマルは気をよくしたのか、不適な笑みを零し、下に手をやった。
「さわん、なぁ!」
カチャカチャとベルトを外し、湿っぽいズボンと下着を一気脱がして秘部をあらわにした。
「んじゃ、いただきまーす」
シャマルは獄寺の足をM字に開脚させると、蕾に下を這わした。
「ふあ・・・ぁあん・・・、んぅ・・・何か変ッ!!!!」
「それ、気持ちいいって告白してんのと同じだぜ?」
シャマルは激しく舌をだしいれした。
「は、あぁん!!!や、だぁ!!」
「隼人のピンク色のまんこ、ヒクヒクしてる。気持ちいいんだろ?」
「あぁああん!!イクってぇー!!」
チュウっと蕾に吸い付くと、獄寺はより一層大きな喘ぎを出し腰をゆらす。
「腰、ゆれてんぜ?」
シャマルが獄寺の秘部に指を添えたその時、保健室のドアが開いた。

「あ、あの〜」
か細い遠慮がちな声が聞こえた。
「!?!?」
聞き間違えるはずがない。その声の主は獄寺が慕える十代目だった。
「・・・・しかたねー、隼人お前はこれで我慢な」
シャマルが小声で言うと、ベットの下から、いわゆる「大人のオモチャ」を取り出し、隼人の蕾にぶち込んだ。
「・・・・!!」
ツナが居る為、声を押し殺して我慢する獄寺。
「ボンゴレぼーずか?」
またもやベットの下から縄を取り出し、獄寺の手足を素早く縛る。こういうのはマフィアがてら慣れているのだろう。しかし、こういう物がベットの下から次々と出てくるのは・・・・まぁ、いっか
「あ、はい!」
ツナがこちらに近づいてくるのがわかる。シャマルはベットから離れるとツナに
「俺は男は見ねえ。休むんなら、勝手にしな。俺は出るから」
シャマルがニヤリと笑ったのをツナは見逃さなかった。
「あの?」
「・・・あぁ、楽しめよ」
「?」
シャマルはそそくさと保健室を出て行ってしまった。
「(意味わからないんだけど・・・)」ツナは獄寺の横のベットに向かった。シャマルがそこから出てきたから、人が居る事はわかっていたのだろう。
「ん・・・・んぁ」
獄寺は隣にツナが来たという緊張感から、快感がさらに増していた。
「(隣の人・・・体調かなり悪そうだな)」
ツナは隣にいる人を心配した。そんな時、獄寺に入ったイボイボ付きのバイブの振動が増した。
「・・・!?んああああああん!!!」
獄寺は突然の快感にイッてしまった。シャマルは離れていても操作が出来るタイプのバイブを使ったみたいだ。
「だ、大丈夫ですかっ?!」
ツナはカーテンを思いっきり開けた。
「・・・獄寺・・・クン?」
「じゅ・・・だいめ・・・んぁっ」
そこに見たものは手足上に一つに結ばれ、秘部に異物をくわえる獄寺の姿だった。顔を赤らめ、だらし無く口と秘部から密を流し、乳首は勃起していた。
「何、してるの?」
「ち、がうんですっ!シャマルの野郎がッ!!あぁん!!」
「ふぅん・・・」
ツナの冷めた目で見られた羞恥にまたイッてしまった。
「見ないでくださ・・・ッ!いあああんっ!!!」
「シャマルに、女の子にされちゃったんだね。」
「はぁ・・・はぁ・・・、そう、です」
ツナは獄寺に刺さったバイブをグリグリと押すと密がドロドロと出てきた。
「いや・・・っじゅうだいめぇッ!!」
「インランだ・・・ねッ!!!」
バイブを最奥まで押すと、獄寺はまた果てた。
「ら、めぇえええっ!!!」
「・・・・・・・」
「あ・・・・じゅうだいめっ」
「・・・・・・・・・」
「ごめんなさ・・・っ」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・ぅうっ、じゅうだいめえっ」ツナは獄寺の弱々しい姿を見てほくそ笑んだ。「これは面白い」と。
「ぅう・・・・じゅうだいめ、ごめんなさッ・・・あっ」
俯くツナに獄寺は失望されたと勘違いし、涙を流し謝まったが、また動き出すバイブに快感を覚え、喘ぎを抑える事ができなかった。「あ、あんッ!んもっとぉ!!」
快感を感じるために腰を動かす獄寺。
「じゅうだいめっ!ごめんなさっ!!触ってぇ!」
「君・・・・俺の右腕なんだよね?右腕がこんなに淫乱でいいのかな?」
意地悪な笑みを浮かべ、バイブをくわえた秘部の周りをそっと舐めた。
「はぁああんッ!!んんぅ!」
「気持ちいい?」
「は・・・・いっ」
「じゃあ、ダメじゃん」
ツナは獄寺を汚物を見るように冷たい眼差しで見た。
「獄寺君さ、自称俺の右腕なんだよね?」
「んは・・・い」
涙を流しながら答える獄寺にまたも冷たい眼差しでツナは言い放つ。
「俺、こんなに淫乱な右腕要らないんだけど。」
「・・・・っごめんなさ・・・じゅうだいめっ」
「だから獄寺君、今から俺の性奴隷ね」
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ