小説

□我こそは塵兵衛!!
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「来んなよ!!」
真っ暗な空間の中、オレは走っていた。
なぜ走っているのかといえば・・・
オレは走っている最中、後ろを見て奴との距離を確認する
虎だ・・オレを捕らえようと猛スピードで追ってきて
オレとの距離を徐々に詰めてくる
「でも、なんで虎が?」
オレは冷静になり考えていると、突然背中に凄まじい力が加わり
そのままうつぶせで倒れた
重い・・・
頭に生温い液体が滴り落ちてくるような
気持ち悪い感覚もする
捕まったか・・・
だけど・・・これは夢だ

グルルルル・・・・・・

怖い怖い・・夢ってのはホントにリアルなものなんだよな
ゲームとか『あなたの分身です』的な事が説明書とかに書いているけど
なんか臨場感に欠ける
夢とかマジで自分がそうなったとかいう気持ちにさせるから怖い

グルルルル・・・・・

そして夢ってのは、大概・・・

ガアァァァ!!!!

キリの良い所で終わる
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