みんなヲタなんだよ。

□私の日常
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「皆おはよう( ´ ▽ ` )ノ」
「やあ、我が下僕共」
二人同時に部室に入り挨拶する。
皆学習したのか征十郎の挨拶については、誰もツッコまない。
逆らったら後が大変だからね。



「りまちゃん。赤司くんおはようー!」

「赤司っち下僕共って幾ら何でも酷くないスッか?」
ああー、ここに学習してない馬鹿がいる。
お前はアホ峰の次に馬鹿だよ。


「はははっ、黄瀬俺の言う事は?」
ちょ!!征十郎様朝からへんなオーラ醸し出してるよ!!
これが伝説の亞譁鬼(アカオニ)の力なのか?
やはり征十郎なら私の願いを叶えてくれるはずだ。


「ぜっ、絶対ッス」
黄瀬若干怯えてるよ。


「青峰くん!青峰くんの彼女であるきーちゃんがピンチよ!!」
「さつきッ!!てめぇーまわりの人間でCPすんじゃねぇーて言ってんだろ!!」
「仕方ないじゃない。私の目は男がそこに2人以上居たらCPしちゃうんだから」
「全然理由になってねぇーよ!」
「なってるー!さあ、早くきーちゃんを助けなさい!!」
さつきとアホ峰が喧嘩始めちゃったよ。てか部室騒がしいな。


ポケモ
ンやるか。
部室のソファで横になりDSを持ちポケモンをやり始めた。

ちなみにこのめっちゃ居心地のよいソファは征十郎様が部費で購入しましたw

あっ、言っとくけど私達全然バスケしてないから。
顧問も諦めちゃって最近は全然来ない。


「真白木何をやってるのだ?」
「ポケモン」
緑間が部室に入って来て、征十郎と黄瀬、さつきとアホ峰の方をチラ見するがまるで見なかった事の様に目を逸らした。

「珍しいな。お前が乙女ゲー以外のモノをプレイするなんて」
「だってさー、ポケモンみんな持ってんじゃん!」
「それでやりたくなったのか」
「そーいうこと。…てか巨人重いっ!」
私の上に乗って寝っ転がる紫原に重いと訴えるが全然降りる気配がしない。


「えっー!ダメなの」
「当たり前でしょ」
「りまちん、こんなに居心地いいのに〜」
「ダメなもんはダメなの!陰険メガネ!巨人を私から引き剥がしてよ!」
「人にモノを頼むときはそれなりの言い方があるのだよ?」

「真ちゃん、おねがい(^ー^)ノ」
「なんか馬鹿にされてる様な気がするがよかろう」


「紫
原、これ取って来い!」
そう言って、やつはまいう棒を懐から取り出し部室の窓から投げる。

その瞬間私から巨人が離れて行き部活から出て行った。


「緑間くん、紫原くんが可哀想ですよ」
真っ黒くんが呆れた様な視線でメガネを見る。


「ふっ、流石陰険メガネ!」




その後巨人は二時間位戻ってこなかった。
 

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