*いろは歌*

□『い』
1ページ/1ページ








『い』



沖田学パロ (甘)













今日もまた、けだるい朝がやってきた。



「じ……そ…じ。」

「んん〜……」



―……だれだろう?



「……じ、そうじ・・・そうじ!」





僕の名前を呼ぶ、この声・・・−



「ふふ、まだ寝ぼけているの?私よ総司!」



回らない思考回路の中で必死に頭を働かせていると、眠りを施すように肩を揺さぶられる。

夢の中から現実世界へと引き戻されていくような、そんな感じ。



「そうじ!…そうじってば!!」



頭がぐらぐらする。

一向に目覚める気配のない僕。

次第に揺さぶる手に力が加わっていく。

ちょっ…気持ち悪いんだけど!

もうちょっと優しく起こしてよね!



「総司!なにボケッとしてるの!今日は朝から朝礼があるって言ったの忘れたの!?」

「んんー……ちょう、れい?」

「そうよ!昨日玄関で話したじゃない!ほら、早く支度しなさい!」



…そっか、今日から学校だったっけ?

そういえば昨日、そんな話をしたような……しなかったような。

どうだったかな?

忘れちゃったけどさ。



「え〜っと、制服は……どこにあるかな?」



上手いこと布団を剥ぎ取った君はそれを放り投げると、今度は制服を探しに部屋の中を物色し始めた。

散らかった室内は物で溢れかえっていて、僕でもお目当ての物を探すのに一苦労。


でも、君は違う…



「・・・あった!ほら総司、早くパジャマを脱いで!制服ここに置いとくから!」

「ふふっ、君が着替えさせてくれるんじゃないの?」

「わがまま言わない!子供じゃないんだから服くらい自分で着替えなさい!!」

「…はあ〜い。」



まるで母親みたい・・・なんて、ほんのちょっとしか思わないけど。


そうだな、例えていうなら……



「ヤバッ!?……総司!バスが来ちゃう!だから早くっ…!」

「いもうと……かな。」
















妹に欲しいな


(ねえ、お兄ちゃんって言ってみてよ?)(いきなりナニ…気持ち悪いんだけど)(いいじゃん!一回だけでいいからさ、ねえ言ってみてよお願い?)(うっ!…いっいいから早く準備しなさい!本当にこのままじゃ遅刻するわよ!)(……けち!)











★あとがき★


短っ!?
ってか意味不すぎてよくわからない内容になってしまいましたっ!

ちなみにこのお話の設定はお家がお隣さん同士で、親同士が仲が良いから親戚みたいな関係…みたいな在り来たりな感じです♪

いいな〜そういうの!
幼なじみ設定いいですよね!!







.

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ